ガールズ・ブルー (文春文庫)
あさの あつこ
文藝春秋
2006-11-01



★紹介者 
A.M、26歳、女性、専業主婦



あさのあつこさんの作品といえば、バッテリーやザ・マンザイ、NO.6など、幼い少年たちの光るシーンが印象的です。

ガールズ・ブルーはそれと対照的に女子高生が主人公ですが、この少女も作品の中でとてもよく輝いています。

高校時代の私は昔からあさのあつこさんの小説が好きだったのですが、同世代の同性が主人公であるということで、この作品に強く惹かれたのを覚えています。
 

特別大きな事件が起きるわけでもなく、淡々と進む17歳の高校生3人の夏を描いたこの青春小説はあまりに共感する部分が多く、リアルな若い感情が真っ直ぐに描かれていて、まるで主要キャラクターたちの日記を読んでいるような気持ちになりました。
 

それから十数年経った最近読み返してみても、大人になった今だから胸に響く人生の格言に繋がるようなフレーズがたくさんあったので、子どもはもちろん大人にも是非読んでもらいたいです。