普通の人の普通の人による普通の人のためのベスト本

あなたの大切な人に薦めたい本、生涯の1冊は何ですか? 家族友人知人知らない人・・・ありとあらゆるネットワークを駆使して特別有名なわけでもないどこにでもいる普通の人たちのベスト本を聞きだし、ここで公開しています。 私のベスト本もここで紹介させてほしい!という方は気軽にメッセージをください。

20代のベスト本

『ハリー・ポッターと賢者の石』 小学校の図書室で、なかなか借りられなかった夢の世界の本。




★紹介者
Y、25歳、男、農業




私が紹介する本はハリー・ポッターと賢者の石です。

ハリー・ポッターは映画化もされていて、皆さんご存知だと思いますが、そのシリーズの一番最初の小説です。

私はこの本を小学校の図書室で借りて、読んだのですが、映画化も決まり、人気があり、なかなか借りれなかったのですが、1冊だけ返却されていて、感動してすぐに借りて家に帰って読んだのを今でも覚えてます。

最初に読んで、本当にスラスラと読めるんです。

魔法の世界の学校の話ということで、子供でしたので、キラキラしながら読んだ記憶があります。

主人公のハリー・ポッターが人間世界にいるのですが、魔法世界に行き、ホグワーツ魔法魔術学校に入学して、成長していく物語なんですが、入学するとなり、学校に必要な物を買いに行くのですが、もうワクワクしまくりでした。

次がどうなるんだろう、気になる、もう展開が好きすぎでした。

内容は多く書いてしますと読む方の楽しみが半減するのでここまでで、この本はシリーズがたくさんあり、最初のこの本を読んだら次のシリーズもすぐ読みたいとなり、図書室に借りにすぐ行きました。

それくらい面白いので私にとっては衝撃を受けた思い出の本です。

『失はれる物語』 本当の愛とはなんなのか、今一度考えさせられる作品

失はれる物語 (角川文庫)
乙一
角川書店
2006-06-01



★紹介者
YS27歳、女性、OL



 

この作品とは、まだ愛について深く知らず、知ろうともしなかった20代前半の時に出会いました。
 

収録されている表題作『失はれる物語』は、不意の事故で触覚以外の感覚を失った男性が主人公の物語です。

相手は確かに目の前にいるのに想いを伝え合えないもどかしさ。
そんな状況で恋人や家族を本当に愛するということはどういう事かを考えさせられる作品でした。

ラストはなんだか切なくなります。
大切な相手がいる人にぜひ読んでほしいです。

 


『ガールズ・ブルー』 17歳。あたしたちの前には、長い長い時間がある。それなのに、今しか愛せないものもある。

ガールズ・ブルー (文春文庫)
あさの あつこ
文藝春秋
2006-11-01



★紹介者 
A.M、26歳、女性、専業主婦



あさのあつこさんの作品といえば、バッテリーやザ・マンザイ、NO.6など、幼い少年たちの光るシーンが印象的です。

ガールズ・ブルーはそれと対照的に女子高生が主人公ですが、この少女も作品の中でとてもよく輝いています。

高校時代の私は昔からあさのあつこさんの小説が好きだったのですが、同世代の同性が主人公であるということで、この作品に強く惹かれたのを覚えています。
 

特別大きな事件が起きるわけでもなく、淡々と進む17歳の高校生3人の夏を描いたこの青春小説はあまりに共感する部分が多く、リアルな若い感情が真っ直ぐに描かれていて、まるで主要キャラクターたちの日記を読んでいるような気持ちになりました。
 

それから十数年経った最近読み返してみても、大人になった今だから胸に響く人生の格言に繋がるようなフレーズがたくさんあったので、子どもはもちろん大人にも是非読んでもらいたいです。

『ラ・ロシュフコー箴言集』 人類史上最高の皮肉屋が暴く、時代も国も超える人間の暗部。




★紹介者

M.I、27男性、自営業

 

大切な人に対して勧めるからこそ、自分はこういう本が大好きだと知ってもらいたいということで、大好きながらも誰かに勧めるにはリスキーなこの本を紹介します。


ラ・ロシュフコーは
17C中盤のフランスの文筆家。
この「箴言集」は、彼の見出した人間の本質、あるいはいわゆる「闇の部分」を、一行や二行程度の短文で暴き続ける本です。とにかく彼の性格の悪さがプンプン出ています
() いわゆる「毒舌キャラ」の元祖なのではないかと思います。
 

もちろん、ただ口が悪いだけでなく、その箴言はとても的を射ています。

たとえば、箴言集の一部を紹介すると

「凡人は概して自分の能力を超えることをすべて断罪する」
「人はふつう悪意よりも虚栄心によっていっそうひどい悪口屋になる」

なんていう箴言がありますが、ネットを見ているとこれらの正しさを実感しませんか?こうした箴言が
500以上も載っており、その中には恋愛や友情などについてのものもあります。きっとあなたのお気に入りの箴言も見つかるはずです()

箴言集が書かれてから
300年以上が経ちましたが、その内容は時代も国も異にする私達にも共感できるものです。

こうしたものを好む私もきっとラ・ロシュフコー並みに性格が悪いのでしょうから
()、そんな私が「この人は大切な人だ」と思う人はきっと私と似たような人だと思うので()、ぜひとも紹介させていただきたいです。

『続・はじめて学ぶジェンダー論』 多感な時期……、思い悩んでいた私に道を示してくれた!



★紹介者
TS、
26歳、女性、フリーター


大学時代、最も印象に残ったのが社会学者である伊田広行氏の講義です。

その講義がきっかけとなって知ったこの本に書かれていた「性別」という概念に囚われることなく、男でも女でもない一人の個人「X」として自由に生きればいいというメッセージに私は強く影響を受けました。

ジェンダーにまつわる問題は今も昔も数多くありますので、少し古い本ではありますが、私と同じように悩んでいる人がいるならオススメしたい一冊です。

タグクラウド
  • ライブドアブログ